中学生時代、辛辣ないじめを受け心身共に疲弊した周は、そのまま学校に行けなくなってしまい、入院することとなった。自分の情けなさや弱さに嫌悪し

失意に塗れる中、院内で自分と同じ境遇の男の子に出会う。もともと歌を歌うことが好きでイベントなどがあると母親と一緒にステージに立ち、歌を歌っていた周は、ある日その男の子にも自分の歌を披露したことがあった。すると、男の子は『ぼくも、将来お兄ちゃんみたいになりたい』と溢れ出る涙を拭いながら、周にそう言った。（僕は歌に救われたけれども、僕の歌で誰かを元気にすることができるのかな･･･もしできるのなら･･･）涙を溜めた男の子の瞳を見つめながら、周は自分が歌手になる道を意識し始める。

中学卒業と同時に退院。強く生きるきっかけになればと、母親が応募したLINEオーディションにて、

125,095組中、最終選考8組に選ばれ、テレビ東京（テレビ大阪）「カラオケバトル」に出演する。

そこで歌った、クリス・ハートの「I LOVE YOU」は人々の心に響き、（泣ける歌声の高校生）と、

話題になった。クリス・ハート本人からも絶賛され

コンサートに招かれる事となった。高校生活の中、ソロでの音楽活動やライブの合間に、作詞・作曲して、今の自分の思いや、友人、院内で出会った仲間、出会いと別れ。周の今を全て詰め込んだ

1STアルバム『君との記憶』を2018年3月にリリース

その後、音楽グループ『OTONOGRAM』での活動を開始。

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